正しい妊娠準備でスムーズな妊活を目指す

健やかな妊婦になるための課題を考える

「血流」の改善が妊活の第一歩

男性と女性の妊活の準備では、それぞれ必要なこと

準備しておくべき・整えておくべき要素は変わってきますが

共通していることとしては「血流」を改善しておくことと言えます。

 

血流の質というのは、ホルモン分泌の状態にも関わってくるものであり

体の「めぐり」「バイオリズム」と呼ばれるものにも大きく影響を与えます。

 

「生理」は、その最たるものになりますが

男性にとっても、生殖細胞の新陳代謝

常に「活きのいい精子」を作るために必要なことです。

 

血流を悪化させる、最も大きな要因としては

冷え性」が挙げられ、どちらかというと

女性側に多い症状になりますが、男性も気づいていないだけで

「末端冷え性」によって細部の血流が悪化していることも多いです。

 

冷え性の原因となるものは様々であり

 

血液が少ないことで、血流が悪化している

筋量が少ないことで、体温が下がりやすい

 

いずれも女性に多い傾向と言えますが、男性も例外ではありません。

 

そして、更に血流が乱れる最大の要因が「自律神経」の乱れであり

この自律神経の乱れは、血流・体温の両方を乱す可能性があり

更に「排卵障害」といったものにも影響しています。

 

自律神経の改善は、妊活にとっての

全ての悪要因の解決につながる可能性がありますが

血流を改善することは、自立神経を改善することにもつながるという

非常に複雑な、絡み合った関係でもあります。

男性が始めるべき妊活準備

男性の妊活準備の要素は

精子の準備」となることがほとんどです。

 

月に一度(数日)しかないチャンス(排卵)に

いかに高い確率で受精することが出来るかということには

精子の「活き」の良さが大きく影響しています。

 

精子に元気がなければ、受精が叶わず

当然、妊娠することが出来ません。

 

また、1匹1匹の活きの良さだけではなく

一定の基準を満たす「量」を放出することが出来るかも

妊娠確率に大きく関わってきます。

 

わずか、精液1ml中に数億存在するにも関わらず

卵子まで辿り着ける精子は、非常に少なく

ある程度の確率を保つためには、一定の数が必要になります。

 

また精子の量・質と共に、非常に重要な要素として

「男性機能」も挙げることが出来ます。

 

男性機能には「体調」だけでなく「メンタル」という

要素も、関わることになりますが

「チャンスの日」に対し、いいコンディションで

向かうことも必要な要素です。

 

とにかく、数少ないチャンス・短い期間の中で

「いかに確率を高めるのか」に尽きます。

 

いずれにしても、女性と同じく「男性ホルモン」が関わっており

性ホルモン、体調の両方を整える必要があることも

女性と変わりありません。

女性が進めるべき妊活準備

妊娠〜出産は、女性としての体の仕組みを

フルに使うことになる、非常に負担が大きなものであると同時に

全てが噛み合わないことには、うまくいかないものでもあります。

 

女性が準備するべき、いわゆる「体調」は非常に幅広いものですが

やはり「女性ホルモン」が大きく関わっていることであり

特に「排卵」という要素は、避けては通れないものになります。

 

この排卵がスムーズにいかないことには

タイミング法だけでなく、様々な要素にデメリットを与えます。

 

そして、この排卵・生理のサイクル・質を

司っている要素が「女性ホルモン」であり

この女性ホルモンの状態を整えることが、最重要課題になります。

 

全ての「ベース」になるものであり

そのために「冷え性」を改善していったり

生活リズム・食生活の質を向上していきます。

 

男性に関しては、「妊活」の時点が最も重要になりますが

女性の場合は、その後の妊娠〜出産という

妊活以上に重要な器官が待っていることになり

妊活の準備だけでなく、出産までの期間を見通した

トータルでの準備をする必要があります。

 

そして、それらの期間を支えるのもまた

「女性ホルモン」の役割になります。